上海空港でイラっ!・・・その時
投稿日時:2011/02/24実は当初の予定では、今頃はもう日本のはずでした。
ところが今回、中国の航空会社が遅延(ディレイ)したため
予定外の一泊を余儀なくされ、一日遅れて今まだ上海なんです。
いや、腹が立ちましたね。昨日は一日ずっとムカムカでした。
航空会社にいくら文句を言っても為す術がないのです。
しかも、腹を立てれば立てるほど、怒りは増えていくばかり。
ぐるぐる頭の中がループして・・・結局、一日かけて行き着いた結論は、
「失敗を人生でどう生かせるか?と考えるしか救いはないんだ・・・」
ということでした。そう考えない限り、怒りのループは脱出できないと。
そうして導いた教訓。
「中国での国際線トランジットは予定が狂う怖れがかなり高い。
特に上海空港は需要がパンクしていて予定遅延が日常茶飯事だ。
今度からアジアで国際線トランジットするなら台北かソウルにしよう。」
今回の不運は、そうやって自責の念で捉え、教訓へと導く。
日本に古くから伝わる「転んでもタダじゃ起きない精神」の本質とは、
「転ばされた相手を叩くことではなく、受け入れて価値高いものに変える」
そんなことを意味するんじゃないでしょうか?と思ったり。
日本は多神教の国。
唯一の絶対神ではなく、複数の神々が同居しているお国柄です。
木にも岩にも神が宿る、商品やサービスにだって神が宿る国。それが日本。
独り勝ちではなく「協調」や「調和」という
Win-Winの関係を導き出せるクリエイティビティの高さを持っているのです。
そんな日本人であることを誇りに思いながら、ブログを書いてます。
2011年2月23日(水)
高橋康徳/株式会社カウテレビジョン
インターネットTV局カウテレビジョン

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