カウテレビジョンのクルー研修はこんな感じ
投稿日時:2009/12/10カウテレビジョンで働いてみたいという皆さんへ-
「何をするか、よりも、誰とするか」
これが僕らカウテレビジョンが大切にしている価値観です。

この文章の中の「誰」とは「共に働く人」のこと。人の魅力を充実させるために僕らは2つのことを大事にしています。1つが「価値観の共有」、2つ目が「個々の能力アップ」です。この2つを向上させるために行うのが年間を通じて開かれる種々の研修です。今日はその研修のメニューをご紹介します。

1.朝礼(毎日9時~9時30分)
カウテレビジョンにおける朝礼の目的は「朝を気持ちよくスタートさせること」です。何かを叱ったりすることはほとんどありません。(以前はバリバリ叱っていましたが、ココシスさんの朝礼を見学したのをきっかけにパタッと止めました)
朝礼メニューは「クレド唱和→今日の感謝→目標達成シートの確認→成功イメージトレーニング→挨拶の練習」です。このメニューも日進月歩で改良が進められています。
とにかくクルー1人1人がその日の最大パワーを発揮できるような土壌を作るのが朝礼の大切な役割。この「感謝の朝礼」を行うようになって「価値観の共有」も自然に行えるようになってきた気がします。朝礼の見学者も最近、増えてきました。
2.早朝101勉強会(毎週月曜8時~9時)
過去の「社長室101」の番組を見ながら、当時の想いをシェアしたり、他社の教材を使って人格向上を図る研修会です。「毎週月曜日のスタートダッシュ」が目的ですが、副産物としてクルー全員の「心の温度が統一される」という効果もあるようです。
3.クレド研修会(毎月第2水曜9時~10時)
毎朝の朝礼で唱和しているクレドの内容を改めて深く考えてみる研修会です。理解しているつもりが、何気にクルー同士で理解が微妙にずれていたりということも多く、この研修をするたびに毎回大きな新発見が見つかります。
4.合宿(毎年9月第2週の金曜~日曜)

毎年秋に2泊3日で各自が「コア能力」の向上に集中的に挑むのがこの研修合宿です。例えば、制作部クルーはカメラ技術で1テーマを300回繰り返して徹底的にマスターするまでやるとか、お客様担当はヒアリング技術の習得するためにシミュレーションを何百回と繰り返して磨き上げるなど。
美味しい食事と温泉という集中できる環境づくりが、この合宿研修のポイントですので、過去3年間は宮崎県延岡にある僕の実家で両親の協力を仰ぎながら開催してきました。
5.合宿後の報告研修(合宿後、毎月1回開催)
合宿で掴みかけた技術を確かに自分のものにするために行っているのがこの月1研修です。合宿後の1ヶ月間でどんなことに取り組み、その成果は何だったか?課題は見えてきたか?などを報告することで、相互に能力アップのアドバイスを行うというもの。ちなみに本日12月10日にも行われました。
6.外部講師を招いてのおもてなし研修(毎月1回)

客観性を売りにしているカウテレビジョンでも、自社の背中はよく見えないものです。だから自社を客観的に見てもらい、イイ点・伸ばすべき点を確認するために導入された研修がこの「外部講師の研修」です。
プルデンシャル生命の青木栄作さんやココシスの岡部会長さんらの力をお借りして、お客様活動やチームワークの心構えを学んでいます。
7.ブランドゼミ(年に6回、不定期で開催)
様々なブランド企業を取材するのがカウテレビジョンの主たる事業ということで、もっとブランドというものに詳しくなろう。敏感になろうと始まった研修会。部外者も参加することが出来ます。2009年は講師として村尾隆介さんや浜口隆則さんらをお招きして開催しました。DVDもあります。
8.聞き上手ワークショップ(年間6回開催予定)

「カウテレビジョンは日本一の聞き上手カンパニーを目指します」というクレドの一節を実現するために始まったのが、この聞き上手ワークショップです。
「聞き上手はコミュニケーションを劇的に向上させる」という考え方に基づいて、過去15年間で5000人超にインタビューしてきたカウテレビジョン高橋(僕)が講師を務めます。
その経験値から法則化した「聞き上手の10ヶ条」を説明し、参加者にその場で実践していただきます。一方通行のセミナー形式ではなく、参加者が実際に聞き上手を体験するワークショップの形式を採ることで実効性を高める工夫をしています。(※この研修は外部の方も参加いただけます)
・・・と、合計8種で年間400回もの社内研修会を行っているのがカウテレビジョンの1つの顔です。これらの成果として最近よく「カウTVのスタッフさんは表情がすごくいいね!」と言われるようになりました。「スタッフがブランド化すること」は彼らにとって誇りであり最大の報酬となります。「小さいけれどキラリと光る会社」になれるよう日々研修メニューを磨いています。
(高橋康徳/株式会社カウテレビジョン)