【幸福】世界一就職したい会社
投稿日時:2009/04/16早起きするには、やっぱ早寝が大事だなぁと思う今日この頃。
皆様、爽快な朝をお迎えでしょうか?6時半起床の高橋です。
◇2009年4月16日(木)◇ 曇り
「世界一就職したい会社になろう」

あのONO GROUPの小野社長が「尊敬する先輩」と慕う人物、O・B・U companyの寺川欣吾社長にインタビューさせてもらった。
O・B・U companyは西鉄沿線を中心に居酒屋、ラーメン、焼き鳥、カフェ、バー、八百屋など多種多様な16店舗を出店する飲食グループ。屋号も「蛍」や「松介」など様々だが個性的な店舗が各地で人気を呼んでいる。年商は10億。ONOグループとは一味違う魅力を持つ同社だが、何よりも創業までの紆余曲折が面白い。「人間万事塞翁が馬」という表現がピッタリだ。
■大手旅行代理店に就職
寺川欣吾氏は1967年大阪出身。「飲食店を持ちたい」という夢を叶えるためにまずはお金を貯めようと大卒後、JTB大阪で5年間の法人営業。27歳の時に旅行のクライアントだった薬品会社の社長に見込まれて同僚数人と共に「置き薬」のベンチャー企業を設立。その本社が久留米市に置かれたことで福岡との縁が生まれる。約5年間で同社が軌道に乗り退社、いよいよ念願の飲食店(カフェバー)に挑戦する。
■飲食店を開店するも
しかし店はオープンしたものの、店長兼オーナーという個人店のまま約2年間が経過。気がつくと30半ばに差し掛かる中、先行きが見えなかったという。そんな中、近所にオープンした「たこやきてっちゃn堂」という店の10歳以上年下の若者たちと意気投合し、せっかく開店させた自分を店をたたんで合流。再度イチ平社員としてスタートを切る。よほど水が合ったのか寺川氏は同社でメキメキと頭角を現し、気がつくと専務にまで登りつめていた。上には社長しかいない。てっちゃん堂からスタートした同社は、その頃には居酒屋など5店舗に広がっていた。
■営業権を買い取る
しかし順調かと思った矢先に、社長が「飲食業から撤退したい」と言い出した。考えた寺川氏は自分をてっちゃん堂に誘った10歳年下の若者たちと共にこの5店舗の営業権を5000万円で買い取ることを決意。2004年秋に有限会社O・B・U companyを設立し、社長として再出発。そこからわずか4年半で怒涛の11店舗出店を果たし、現在では16店舗。年商10億の一大飲食グループへと成長した。
■OBU companyの強さとは?
同社の強さの秘密とは一体何だろう?寺川社長の答えはシンプルだ。
「社員がめっちゃがんばるから」

しかし、そこには相応の環境や条件づくりが必要だ。同社では「世界一就職したい会社になる」という目標を掲げ、飲食店の従業員のイメージ改革に取り組んでいる。長時間労働、低賃金、などという飲食業のイメージから脱却するために毎年重点項目を決めて待遇改善・環境改善に取り組んでいるという。さらには海外出店の目標も掲げ社員一丸となって日々まい進している。
寺川社長はものすごい熱い人物をイメージしていたが、インタビュー中は終始穏やかで淡々とした表情で話すのが意外だった。しかし、言葉の端々に社員に対する愛情が感じられ、同時に、社員たちから愛されているのを感じることができた。
ビジネスのテクニック的なお話は少なかったが、「ビジネスは人が命」を徹底的に実践している点に注目すると、多くの社長たちにとって参考になるVTRになると思う。寺川社長のインタビューの公開は4月下旬。どうぞご期待ください。
先日はダイナースオノのランチをご馳走様でした。地卵プリン、とっても美味しかったです。高橋社長がおススメするオノさん以外にも、こんなユニークな社長がいる福岡ってやっぱり面白い街ですね。また遊びに行きます!
2009/04/16 11:51 | ぶるお
☆ぶるおさん
いえいえ、どういたしまして。今度は夜の福岡をご案内しますね。どなたか面白い方とご一緒できるように手配できればと思ってます。
2009/04/16 12:06 | カウテレビジョン高橋康徳