夢の持続力(できると思おうが、どちらも正しい)
投稿日時:2008/11/25「あなたが、できると思っても、できないと思っても、どちらも正しい」(ヘンリー・フォード)
これはフォード自動車の創業者の名高い言葉。読む度に「ハッ!」とさせられる。あなたは今、目標に対し「できる」と予感しているだろうか?また、心の底から「できる」と思えるには一体何が必要なのだろうか?
「夢を見るのは能力です」(株式会社サダマツ貞松隆弥社長)
これも大意は同じだ。夢を見て、信じて、まい進する。「夢を見る能力」というのは確かに存在する。当たり前だが、それを達成まで「継続」できた者のみが夢に到達できる。ほとんどの人が途中で挫折する中、夢をかなえる人は、最後まで夢を「持続」できた人だ。では、夢を長続きさせるためにはどんなことができるのだろうか?


そのカギは、「リアルに思い描く」ということだろう。夢や目標達成した時の様子が目に浮かぶほどに、ありありと思い描くことだ。例えば、かの孫正義氏は創業直後に、「豆腐を1丁2丁と数えるように、わが社の売上げも1兆2兆と数えるようになる」と事あるごとに言ったというのは有名な話だ。また、HISの澤田秀雄氏はまだ名も無い旅行代理店だった頃から「僕らは世界一になる。いずれ航空会社を作る。ホテルだって作る。」と豪語していたという。そして現在、その夢は、いずれも夢ではなくなっている。
これらに共通するのは、あたかもその目標や夢を達成したかのように、リアルにリアルに思い描き、何度も口に出し、周囲を巻き込みながらワクワク状態を作り出しているということだろう。そうした熱狂状態によって夢や望みに「持続力」をつけていくのだと思う。
さて、経営の5ヶ年計画に着手した。単なる数字の羅列ではなく、達成に向けて具体性を込めながらも、リアリティと同時にワクワクと夢を感じるビジョンを計画書に落とし込もう。
(高橋康徳)
■関連リンク
・「夢を見るのは能力です」株式会社サダマツ貞松隆弥社長インタビュー
・「HIS創業者、澤田秀雄はかく語りき」BFM大野尚社長インタビュー
・「最近、部下と上手くいかない」というあなたに贈ります
■今日のインタビュー
福岡をゲームで一躍有名にした一翼、サイバーコネクトツーの松山洋社長にインタビューさせてもらった。レベルファイブ・ガンバリオンと並んで福岡の元気なゲーム3社として名高い企業。ヒット商品づくりについて含蓄のある言葉を聞かせてもらった。ゲーム会社は、「面白いゲームを創る」だけでは不十分。それに加えて、「遊ぶ前から面白そう」と感じるゲーム作りが肝心だと。どんなに面白いゲームも、買って遊んでもらわねば意味がない。商品3分に売り7分というのは、ここでも同じだ。
■今日のモチマネワード
モチマネワード587:夢の持続力
■凡事徹底リスト
○ 早起き7時まで
○ 凡事チェック
○ 新聞(ニュース)
× がっちり握手
○ さわやか元気に挨拶
○ 刺激に会う:サイバーコネクトツー松山社長
○ 家族、先祖に感謝
○ チーム、友人、客に感謝
○ お礼ハガキ/メール/FAX
○ 電話は3コール以内で出る
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