宝石のサダマツ貞松社長
投稿日時:2007/02/03■九州ナンバー1宝飾チェーンの総帥
カウTV社長室インタビューの最新版の収録。
今回尋ねたのは上場企業「株式会社サダマツ」の貞松隆弥社長。
CMビジュソフィアでお馴染みの九州シェアN0.1の宝飾チェーンの総帥だ。
カメラマンの田中と中央区赤坂の本社を訪ねると応接室へ通された。
噂では貞松社長は若い頃、ヤクザと喧嘩して○される(後述)という、
恐ろしいほどグレイトなキャリアをお持ちと聞いていた。
ドキドキ。緊張気味に待つ。コーヒーも心なしか苦い気がする・・・。
5分後、ノータイ姿でふら~っと貞松隆弥社長が登場。立ち上がる高橋!
「貞松社長、今日はありがとうございます!」
「はいどうも~。何でも聞いてくださーい、大変ですねぇ」
拍子抜けなほど柔らかい方だった。見るからに優しい感じが漂っている。

しかし、僕の緊張はまだ解けていない。インタビューが始まった・・・。
→COWTV社長室No.045「宝石のサダマツ貞松隆弥社長」のインタビューはコチラ
■貞松家3代の系譜
貞松隆弥社長は株式会社サダマツの三代目社長である。
時計の修理職人として創業した祖父、メガネ事業に進出した二代目の父、
そして当代の隆弥社長が三代目を継いだ後の2003年に宝石業に進出。
そのわずか9年後に一気にIPO(株式上場)まで駆け上がった経営者だ。
つまり貞松隆弥社長は会社としては3代目だが宝石業では創業者といえる。
「先代から引き継いだものといえば顧客名簿くらいでした。
けど、この顧客名簿こそが宝石事業へのカギでした」(貞松社長談)

■宝石業で大ブレイク
サダマツの販売戦略には「情報受信」というキーワードがあった。
まず貞松社長は「女性が宝石を買うタイミング」をリサーチしたという。
1位・・・誕生日プレゼントとして
2位・・・記念日(結婚、交際など)
3位・・・店頭で気に入った時
4位・・・何かを達成した時のご褒美として(平成2年のデータ)
貞松社長は、この上位の顔ぶれを見て、こう思ったという。
「店頭で気に入った時(3位)を除いて、誕生日も記念日もご褒美の日も、
お客さんと密な関係を築いていけばきっと特定できるはずだ!」と。
つまり「お客様が宝石を買いたくなる時」の特定が可能だと考えたのだ。
そしてそのためには、情報が集まる場所「情報受信」にお店を開こうと。
そして開いた一号店は沖縄だった。大手が敬遠したため最後にお鉢が回って
きての出店のお誘いだったというが、貞松社長はその立地条件を見て確信したという。
「これは絶対売れる!」
■宝飾ビジネスの勝算
(1)沖縄はどこにも逃げない120万商圏(島なので)
(2)電車が通っていないので完全な車社会
(3)中心部の国際通りは駐車場事情が極端に悪い
この3条件を考えると、その中心部国際通りから車で10分の距離にオープンする
ショッピングセンターこそ、人が集まる中心になる!と確信したというのだ。
そして念願かなってオープンしたサダマツの宝飾一号店。飛ぶように売れたという。
そして、あまりの売れ行きの良さに日経流通新聞などのメディアがこぞって掲載した。
そこから一気に九州のショッピングセンターなどに30店舗以上を展開し、
わずか9年で上場まで駆け上がったという。なんとも痛快な話だ。
■ヤクザに刺される
そんな貞松隆弥社長だが、すんなり今の地位を築いてきたわけではない。
若い頃には相当な無茶をしている。ヤクザと喧嘩し刺されたのはその象徴だろう。
「もう有名な話ですが、ヤクザと喧嘩して刺されたんですよね」(貞松社長談)
衝撃のロングインタビュー!2007年2月10日オンエア開始!!
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