SEO勉強会
投稿日時:2004/12/28
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大学時代の旧友わっちがスピンアウトのミーティングにやってきた。
わっちは東京のデジタルハリウッド勤務。あの無敵会議にも何度も参加しているという。
言わば、日本のIT社会の中心でがんばっているツワモノだ。
昨夜はそんなわっちを迎え勉強会を実施した。
テーマは先日このブログでも話題になった「SEO対策」。
福岡にいながら東京の最先端のSEO事情をリポートをしてもらった。なんて贅沢!
参加者は学生約7人と社会人3人。これくらいの人数の方が緊張感があっていい。
SEOには大きく分けて「サイト外施策」と「サイト内施策」とがあるという。
1.サイト外施策とは・・・(主に)
主に被リンク。ロボットが重要と判断するサイトからリンクが貼ってあるとそのサイト自体の重要度も上がるというもの。一時期は相互リンクがもてはやされたが、最近では「意味のない相互リンク」を見分ける技術が開発され、相互リンクの評価は下がっているという。
2.サイト内施策とは・・・(山ほどあるが、主に)
・「タイトル」の重要度は高く見られる
・一つの文章内でも前の方にあるキーワードが重視される(英文法の影響)
・重要キーワード同士はなるべく近くにある方がよい
・固有名詞よりも汎用キーワードをちりばめる
・metaタグの威力は弱くなってきている(理由は相互リンクと同様)
・h1,h2,h3などの見出しタグは重要視され易い
・検索エンジンはhtmlの上から約100kbまでを取り込む(画像含め)
・ロボットは階層ごとに読み取るため、高い階層にまとめページがあると効果的
などなど・・・多数。
また、最近では「検索スパム」を見分けるロボットも登場しているらしい。例えば、
・白背景に白文字で汎用キーワード(就職、グルメ、エロなど)を本文とは関係なく並べる
・スタイルシートを使って見えないところに上記のようなキーワードを表示する
・小さなフォントで目立たないようにずらーっと並べる
など、ロボットにヒットさせるようにした小細工のサイトのフェイクを見分ける技術も開発されているそうだ。
さらに最近は、「文章から完全に対策されたSEO専門」のページを立ち上げ、そこに一旦視聴者を誘引してから内容ページへとリンクさせるような新たなSEO法を研究している会社もあるらしい。
しかしこれら全てはある意味イタチゴッコで、最新の情報を更新し、対策を採り続けなければどんどん意味が薄れていくのも事実。
ITの頭脳戦の渦中で競い合う戦士たちの逞しさを感じた。たゆまぬ努力と発想力と問題解決能力。ここ福岡にいても、この精神はぜひ見習っていきたい。
…話を聞きながらこんなことを考えていた。
スピンアウトはどこまでSEO対策というものをすべきなんだろうか?
思うに、スピンアウトのようなベンチャーのサイトは広く大勢の人に見てもらうことよりも、一人ひとりファンを創り、大切にしてリピーターを増やすことを最も心がけるべきだ。同じお金をかけるなら、ファンへのアプローチの部分に費やすべき時期ではなかろうか。
何かの本にこんなことが書いてあった。
「もはやネットサーフィンという言葉は死語になりつつある。目的のサイトにたどり着くには、検索キーワードを打ち込んで調べるよりも、名刺や本など紙に載っているURLをベタ打ちしてアクセスする方が自然な流れになってきている・・・」と。
確かに、検索キーワードを入れても思い通りのページに辿り着けないことが多い。数万件のヒット情報がずらっと並び気が遠くなる。もはや「エンジンで検索→アクセス」という流れ自体が時代遅れなのかもしれない。
そんなこんなで勉強会は約1時間で終了。
その後は朝5時まで学生・社会人入り乱れての宴。最後は総勢11人で雑魚寝。壮観。
しっかり学んでしっかり遊ぶ。
SEOも大切だが、やっぱこの“おまけ"が楽しい。
■今日のモチマネワード
モチマネワード024:「日々是勉強、日々是感謝」
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スピンアウト有限会社
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大学時代の旧友わっちがスピンアウトのミーティングにやってきた。
わっちは東京のデジタルハリウッド勤務。あの無敵会議にも何度も参加しているという。
言わば、日本のIT社会の中心でがんばっているツワモノだ。
昨夜はそんなわっちを迎え勉強会を実施した。
テーマは先日このブログでも話題になった「SEO対策」。
福岡にいながら東京の最先端のSEO事情をリポートをしてもらった。なんて贅沢!
参加者は学生約7人と社会人3人。これくらいの人数の方が緊張感があっていい。
SEOには大きく分けて「サイト外施策」と「サイト内施策」とがあるという。
1.サイト外施策とは・・・(主に)
主に被リンク。ロボットが重要と判断するサイトからリンクが貼ってあるとそのサイト自体の重要度も上がるというもの。一時期は相互リンクがもてはやされたが、最近では「意味のない相互リンク」を見分ける技術が開発され、相互リンクの評価は下がっているという。
2.サイト内施策とは・・・(山ほどあるが、主に)
・「タイトル」の重要度は高く見られる
・一つの文章内でも前の方にあるキーワードが重視される(英文法の影響)
・重要キーワード同士はなるべく近くにある方がよい
・固有名詞よりも汎用キーワードをちりばめる
・metaタグの威力は弱くなってきている(理由は相互リンクと同様)
・h1,h2,h3などの見出しタグは重要視され易い
・検索エンジンはhtmlの上から約100kbまでを取り込む(画像含め)
・ロボットは階層ごとに読み取るため、高い階層にまとめページがあると効果的
などなど・・・多数。
また、最近では「検索スパム」を見分けるロボットも登場しているらしい。例えば、
・白背景に白文字で汎用キーワード(就職、グルメ、エロなど)を本文とは関係なく並べる
・スタイルシートを使って見えないところに上記のようなキーワードを表示する
・小さなフォントで目立たないようにずらーっと並べる
など、ロボットにヒットさせるようにした小細工のサイトのフェイクを見分ける技術も開発されているそうだ。
さらに最近は、「文章から完全に対策されたSEO専門」のページを立ち上げ、そこに一旦視聴者を誘引してから内容ページへとリンクさせるような新たなSEO法を研究している会社もあるらしい。
しかしこれら全てはある意味イタチゴッコで、最新の情報を更新し、対策を採り続けなければどんどん意味が薄れていくのも事実。
ITの頭脳戦の渦中で競い合う戦士たちの逞しさを感じた。たゆまぬ努力と発想力と問題解決能力。ここ福岡にいても、この精神はぜひ見習っていきたい。
…話を聞きながらこんなことを考えていた。
スピンアウトはどこまでSEO対策というものをすべきなんだろうか?
思うに、スピンアウトのようなベンチャーのサイトは広く大勢の人に見てもらうことよりも、一人ひとりファンを創り、大切にしてリピーターを増やすことを最も心がけるべきだ。同じお金をかけるなら、ファンへのアプローチの部分に費やすべき時期ではなかろうか。
何かの本にこんなことが書いてあった。
「もはやネットサーフィンという言葉は死語になりつつある。目的のサイトにたどり着くには、検索キーワードを打ち込んで調べるよりも、名刺や本など紙に載っているURLをベタ打ちしてアクセスする方が自然な流れになってきている・・・」と。
確かに、検索キーワードを入れても思い通りのページに辿り着けないことが多い。数万件のヒット情報がずらっと並び気が遠くなる。もはや「エンジンで検索→アクセス」という流れ自体が時代遅れなのかもしれない。
そんなこんなで勉強会は約1時間で終了。
その後は朝5時まで学生・社会人入り乱れての宴。最後は総勢11人で雑魚寝。壮観。
しっかり学んでしっかり遊ぶ。
SEOも大切だが、やっぱこの“おまけ"が楽しい。
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