露店に見る商売のコツ
投稿日時:2005/09/18福岡市東区の筥崎宮で1000年以上前から続く秋祭り「放生会(ほうじょうや)」が
開かれているというのでリフレッシュついでに行ってみました。
筥崎宮には正月にも三社参りで行ったばかり。今年2度目の参拝となりました。
・・・が、行ってビックリ。とんでもない混雑ぶりです。
スピンアウトの学生メンバーマッスンのブログにも載ってましたが、
長さ1キロの参道にビッシリ露店が連なってます。その数700!(石村萬盛堂HPより)
9月12日~18日の期間中に参拝客100万人というのも納得の"超"人ごみでした。
その様子を正月の写真と比べてご覧に入れましょう。一目瞭然!
まず、正月の様子(1月2日 初詣の筥崎宮)

そして本日の様子(9月18日 放生会の筥崎宮)

ワォ!と思った方はワンクリック!続きを読む前に。
さて僕は、700の露店を見ながらビジネスのことを考えておりました。
"めっちゃ繁盛している店"と"閑古鳥が鳴いている店"。真っ二つです。
この違いは一体何から来るものなのか?
味?いや、そうじゃないはずだ・・・などと考えながら歩いていました。
そこで今夜は!高橋が放生会に見た「ビジネス繁盛のポイント」
■繁盛店は見せ方も上手い
繁盛している店の前にはお客が群がっている。
全員が買っているわけではないが「何かが気になって足を止めている」のだ。
僕が足を止めて思わず見たお店とは、
・奇妙なキャベツ千切りマシンがグルグル回ってる「お好み焼き屋」
・コイ釣りに夢中な男性客を大勢で息を飲んで見守る「コイ釣り屋」
・客寄せおばちゃんのマイクパフォーマンスが面白い「見世物小屋」
・踊りながらイカを焼く派手なパフォーマンスの「焼きイカ屋」
これら全ての店に共通すること。それは“ショーの要素”だった。
焼いたり切ったり作業するついでに「珍しいものを見せている」のだ。
たとえば、同じお好み焼きの店でも、
(A)奥まった所で単に焼いている店と、
(B)客の見える場所で職人の手つきで焼いている店
とでは客の目に留まる可能性は格段に違う。
群れたお客が新たな客を呼ぶ。そしてモノは売れ、さらに人が集まる。
売れる店は、そうした好循環を生んでいるようだ。
これは露店に限らず、僕らのビジネスにも活かせるコツだと感じた。
例えば、商品企画の過程そのものをCOWTVの番組にできないか・・・など。
普段何気なくやっている業務の中に、他人が喜ぶものはないか?
意外と珍しく、それ自体が客を呼ぶコンテンツにならないだろうか?
日常業務を見直してみると思わぬ“金の卵”が見つかるかもしれない。

■今日のモチマネワード
モチマネワード208:露店に見る商売のコツ
PS.おみくじは「吉」
・運勢 本業本務を守り 他に心を移すな 急進過激の行動を慎め
・願望 順調に運び悦びをみる
・商売 調子がよく利がある
・病気 大したことない 経過順調
・待人 来る
・学問 成績はよいが油断するな
・争事 絶対凶 温和に示談せよ
・相場 一時上るも後安し
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○ 5人からありがとう
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金の卵、いい響きですね~。
私もいつもの暮らしの中に卵を見つけられるかなぁ。
そういえば陶芸の先生が
「僕にとって失敗作でも弟子が見たらイイ見本ての多いんだ」
と言ってました。
2005/09/19 04:03 | k9
k9さん
いつも元気の出るコメントありがとうございます。
陶芸の先生の言葉、まさに今回の事例にピッタリですね。
なんだか証明されたみたいで嬉しいです。
僕も身の回りのネタをもっと探してみます。
2005/09/19 12:06 | 高橋@カウテレビジョン
臆病者の経営学PING:
BLOG NAME
『臆病者の経営学』PHP研究所/木越和夫著
「せいわの六角知能箸」や「当選箸」「商売繁盛箸」「安産箸」などのユニークな箸の製造、
販売で有名な「箸匠せいわ」の創業者の著作です。この本は小さな会社の経営論、
商売繁盛のヒントが満載ですね。
私は本を読むとブログのネタ用に、気になったページには折り目をつけるのですが、
この本は折り目だらけになりました。
本ブログは「1日1冊」というタイトルなので1日に1冊の本を紹介していますが、
この本は今日だけで紹介を完了するには惜しい!...
2006/10/27 13:51 | no name