社員の健康を考える
投稿日時:2015/12/21
日本は世界一の長寿国として知られるが、実は「平均寿命」と「健康寿命」の間には10年近い開きがある。つまり「平均80歳」は寝たきりで長生きする高齢者が平均値を押し上げているという現実があり、それが増え続ける医療費の要因にもなっている。
では、健康で長生きするために一体我々に何ができるのか?
そのカギを握るのが企業経営者であり、中でも国内380万社の99.7%を占める中小企業の経営者が社員の健康に対し意識と責任感を高めた「健康経営」を実践しようというのがシンポジウムの主旨。主催は「公益資本主義推進協議会(PICC)」と医療現場を熟知する「日本医師会」。医師会が経営者団体とがタッグを組むのは珍しいという。

今回の気づき。
PICC大久保会長は「健康経営はコストではなく投資と捉えよう」と説明した。その一例としてSCSK社では投資額の3倍のリターンを得たという。そうした成功事例が増えるにつれて近い将来、「健康経営レベル」が採用などの際に会社の価値を計る一つの指標になりそうだ。

弊社もこれまでクルーに毎年人間ドック受診させるなどしてきたが、まだまだ出来ることが山ほどある(むしろ何もやっていないに等しい)と大変勉強になった。立案中の2016年経営計画書には「弊社なりの健康経営」を盛り込みたい。
※シンポジウムで流れたPICCの原丈人最高顧問のメッセージ映像は弊社制作です。「健康経営」について説得力ある内容です。↓
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