誇り高き父・髙橋清廣
投稿日時:2015/08/0172年と10ヶ月の、誇り高き人生でした。
最期まで、「ありがとう」「ありがとう」と言ってこの世を去りました。
公務員として59歳まで勤め上げた父。
寒蘭をこよなく愛し、母から蘭キチと呼ばれた父。
3人の子どもを連れて川遊びをしてくれた父。
僕が悪さをした時は一緒に謝ってくれた父。
どんな時にも前向きで、子の背中を押してくれた父。
数え始めたらとめどなく父との思い出が出てきます。
中でも、思い出深いのが、
僕が高校を卒業し、実家を離れる時のこと。
父は僕をスナックに連れていき、川島英五の「野風増」を歌ってくれました。
「お前が二十歳になったら」
あれから25年。
今年、父の孫に当たる高橋家の長男が生まれました。
今度は僕が、「野風増」を歌う番です。
命のバトンを受け継ぎ、今日を全力で生きることを父に約束します。
お父さん、ありがとう。
髙橋康徳
スポンサーサイト