2017年を振り返って
投稿日時:2017/12/31今年はカウにとって「社会性ビジネス」を本格化させた転換点となりました。「地方創生ファイナリスト企画」「はたらくTV」など社会性企画で一定の成果を収めることが出来ました。
一方で、この2017年は
実は、「つまずきから始まった1年」でした。
1月、年始に新商品を発表したものの、鳴かず飛ばずでスタートからわずか1ヶ月で路線変更を余儀なくされるという波乱の幕開け。その後、東京オフィスなどの奮闘もあって業績は上向いたものの、第1Qのダメージは年末まで尾を引きました。
・戦略の失敗は戦術ではカバーできない
・新商品×新市場の攻め方原則を守るべし
を痛感、経営責任の重さを再確認しました。
一方で、明るいニュースも多々ありました。
4月、待望のルーキー4名が入社。今年は九州外からの新卒採用に初挑戦。見知らぬ土地でチームに馴染んでくれた青山に感謝。さらに、6月には40歳の大型新人、吉村直志も加入。総務部長兼はたらくTV部長として組織を牽引してくれました。

カウテレビジョン入社式2017
5月、日経新聞に「地方創生ファイナリスト企画」が掲載され、地域を挙げた採用の相互扶助の呼びかけに多くの社長が応えてくれました。その後の「はたらくTVインターンシップ」と併せて多くの賛同、有り難かったです。
6月、モチアップが1500回を迎えました。2012年から欠かさずコツコツ続けてきた地域教育のインフラづくりは今、大学教育コンテンツとして実を結びつつあります。

モチアップの有志で開催された忘年会+懇親会
7月、プライベートで家族6人を連れて沖縄旅行。2年前に父を亡くした母に「孫と過ごす旅のひととき」をプレゼントしました。少しは親孝行できたかと思います。

沖縄にて
8月、経営者仲間とベトナム視察ツアー。昨年に続いて2年連続のベトナムで現地の日本企業の工場を見学。ホーチミン市の勢いを肌で感じてきました。
10月、恒例の秋合宿。「いい会社とは何か?」についてクルー全員で徹底的に議論しました。会社とは関係者が幸せになるためのエンジンのようなもの。そのエンジンの再設計を行いました。

秋合宿2017、英彦山山頂にて
11月、今年最大のプロジェクト「はたらくTV」がサービスイン。と同時に福岡県内の大学教授たちから多くの協力が寄せられ、多くの企業と共に「新しいインターンシップの枠組みづくり」が始まりました。
12月、全社一丸となって年間目標達成にチャレンジ。結果、年始のダメージを挽回して過去最高記録を達成して2017年を締めくくることができました。
以上振り返りでした。
冒頭で述べたように、今年はカウにとって「社会性ビジネス」を本格化させた転換点でした。自社のメリットを少し我慢してでも先送りして、まず地域社会にとって必要なことは何か?を追求することで、結果として社会がよくなり自社にも自然と恩恵が訪れる。そんな「社会と会社の好循環」を実感した年でした。
2018年もよろしくお願いします。
2017.12.31
株式会社カウテレビジョン
代表取締役社長 高橋康徳