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カウテレビジョンとの出会い

投稿日時:2017/11/30
「社長、何か発信してください」
そんな社員(青山絵美)からの声を受けて、月イチでブログを再開しようと決意した高橋です。初回何を書こうか考えましたが、まずは、思い出深い独立当時の話をしようと思います。

●テレビ局を辞めた

2004年9月、博多祇園山笠が上海に渡るドキュメンタリー番組を地上波テレビで放送しました。これが、テレビ局から独立後の最初の作品です。山笠振興会50周年の記念行事として上海の「南京路」を山笠が走る一大イベントに6ヵ月間密着した作品でした。放送局は退職したばかりのTNCテレビ西日本。土曜日午前の「ももち報道K宣言」という番組のワンコーナーでした。2本目の作品はクリーニング商戦企画、3本目はJ-comの新春特番、4本目テレビ東京「子どもの日」特番(三宅島の島民ドキュメンタリー)と、順調に制作を重ねていきました。制作ポリシーは、「前向きなコンテンツを創る」こと。誰かが一生懸命努力する姿に密着するドキュメンタリー。これが独立当初に決めたぼくの志でした。
ところが、この志には重大な欠陥がありました。

●論語と算盤

その問題とは、「志とお金のバランス」。独立後の半年間で稼いだ売上はわずか42万円(上海のドキュメンタリー1本分のギャラ)でした。前職では多い月で80万円もの給料をもらっていたのが、辞めた途端にこの有り様です。「いいコンテンツさえ作れば上手くいく」と思って一生懸命働いていましたが、このままだと悲惨な結末が目に見えていました。かつて渋沢栄一さんが「論語と算盤(そろばん)」と言いましたが、前向きなコンテンツを作るという「志」の一方で、それを成すのに不可欠な「収入」が付いてきていなかったのです。
「ビジネスを学ばねばならない」そう気づいた32歳の秋でした。

●偉大ゾーン

そして始まったのが「カウテレビジョン構想」でした。個人事業を脱して、組織を作り、自分たちの価値観を世に問い広げていくためには、コンテンツ制作を「事業」として考えねばならない。その頃から色んなセミナーや勉強会に片っ端から参加するようになりました。そして2004年末に出会ったのが「偉大ゾーン」と呼ばれる考えでした。

偉大ゾーンとは、3つの円が重なっている所に誰にも負けない強い商売があるという教えです。1つ目の円は「やりたいこと」、2つ目の円が「ライバルに勝てること」、3つ目は「市場性があること」です。分析すると、ぼくにとっての1つ目の円「やりたいこと」は、人を元気にする前向きなドキュメンタリー番組です。2つ目の円「ライバルに勝てるところ」はどうか。自分はテレビ局の中では平凡な制作者だったと思います。一方で、当時のネット動画は素人作品が大半でデジカメで撮影してアップするものばかりでした。そんな中、ぼくはテレビ局の制作技術を持っている自分が、ネット業界ではレアだと気付きました。こうして2つめの円が満たされました。そして3つ目の円。2004年当時は、今からインターネット動画が盛り上がるという機運に満ちた時期でした。ネット回線が太くなって、みんながパソコンや端末を持ち、ネットで動画を見るのが常識になる。そんな「夜明け前」の様相でした。企業の情報発信は、文字から写真へ、写真から動画へと、リッチなコンテンツに移っていこうとする過程であり、「この市場は絶対大きくなる」と確信しました。この「やりたいこと」「勝てること」「市場性があること」という3つの円が重なり合ったところにあったのが、インターネットテレビ事業だったのです。そして「cowtv.jp」がオープンしたのが2005年2月1日。奇遇なことに同じ月に日本でYouTubeがサービスを開始しました。

さぁ、ポジションが決まり、カウテレビは船出しました。事業を伸ばすぞ!と意気込んだものの、すぐに軌道に乗ったかというと、全くそんなことはなく・・・。

その七転八倒は、また別の機会に書きます。

2017.11.30 高橋康徳

■改・凡事徹底リスト(11/30)
× 個人理念チェック
○ 早起き6時まで
× 凡事チェック
○ 体重計に乗った?
○ がっちり握手
○ 上機嫌・寛容の精神
○ 刺激を受ける:まふゆんのガッツ(丸信さんコンテンツ編集で)
○ 家族・先祖に感謝したか
○ 六方拝したか
○ お礼ハガキ/メール/FAX

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代表取締役 高橋  康徳のブログ

高橋 康徳【プロフィール】

代表取締役 高橋 康徳
高橋 康徳
㈱カウテレビジョン代表取締役
【事業内容】
1. 情報発信コンサルティング
・誇大表現せず
・分かりやすく
・共感を呼ぶ
情報発信サポート事業
2. 動画制作事業
3. モチアップ早朝勉強会事業
【経歴】
広島大学(理学部化学科)卒業後、テレビ西日本(フジ系)入社。報道記者として9.11米同時多発テロのNY特派員記者を経験。テレビ局時代の8年間でニュース約3000本を取材。現在は福岡・香港を拠点としながら、世界で活躍する経営者の取材をライフワークとし、インターネットTV局「カウテレビジョン」を九州最大規模にまで育てる。国立九州大学非常勤講師も務めるなど、そのユニークな経歴から大学・企業・自治体からの講演依頼も多い。2005年福岡市ビジネスプラン大賞、2010年九州アントレプレナー(起業家)大賞など。趣味:釣り、スキー、インタビュー。
2004年 創業
2005年 カウテレビジョン開局
2007年 株式会社カウテレビジョン設立
詳細プロフィールはコチラ
【賞歴】
2010年 ニュービジネス協議会
アントレプレナー大賞
 

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