大久保秀夫塾を卒業しました
投稿日時:2015/04/25
大久保秀夫塾とは、株式会社フォーバル(東証一部)の創業者であり現会長の大久保さんを塾長に、第1クール「在り方編」、第2クール「やり方編」の順で学ぶ経営塾です。東京2期の同期生は、東北、関東、東海、大阪、九州と全国から熱心な仲間が集まり切磋琢磨しました。
まず、在り方編では大久保塾長の経営者人生を元に心構えを学び、次にやり方編で、理念、100年ビジョン、三ヶ年中期経営計画、会議態、アクションプラン、評価制度づくりなどをみっちり叩き込まれました。毎回宿題もあり、途中で投げ出したくなることもありました。正直言って落ちこぼれずに付いていくのがやっとでした。
で、塾に行く前と後とで何が変わったのか?
思うに、僕が一番変わったのは、経営者として自信を持ってアクセルを踏めるようになったことかと思います。
僕は11年前、テレビ局の安泰を捨てて起業したものの、その後の10年間は「おっかなびっくり」の企業運営でした。その理由は色々ありますが、ひと言で表すと「事業に対する確信が不十分だったこと」でした。
そんな中で大久保塾と出会い、まず優先すべき価値観として、社会性>独自性>経済合理性の順番が大事であることを学び、自社を振り返るとカウテレビジョンの事業がまさにその順番に適っていることに気付きました。さらにその後、やり方を学んだことで、ブレない「判断の軸」をようやく持つことができました。
その結果、1年ちょっと前まで社員6名だったカウテレビジョンは今では社員14名となり、その組織規模拡大に比例して、いよいよ組織運営へと舵を切ろうとしています。
そして今、大久保塾を卒業した自分に課されるのは、塾の教えが正しいことを実践経営を通じて証明すること。そしてその考え方を広めていくことです。三方よし、浮利を追わず、足るを知る。そうした日本古来の経営システムと価値観こそが世界を救うのだという矜持を持って、これからの時代を切り拓いていきます。
2015.04.25
株式会社カウテレビジョン
高橋康徳