自主性は育つのか?
投稿日時:2014/01/12
社員の「自主性」を育てるには?
多くの企業が抱える共通の課題です。
我が社も創業以来ずーーっとこの課題に頭を悩ませてきました。未来工業さんを見習って提案制度を作ったり、体育教師の本を読んで目標設定シートを作ったり、あの手この手でトライしてきたのですが、どれも決定打にならず…。そんなカウテレビにとってこの1年で「これだ」というものが見つかりました。それが「四半期総会」です。
自主性を育てる「四半期総会」とは、3ヶ月に一度、各部門の社員がその期間の成果を報告し、次の3ヶ月の部門目標・方針を発表するというイベントです。会には顧問の弁護士や税理士、社労士、FPのほか、Web会社やデザイナー、研修講師といった外部の方々も招待し、衆目のプレッシャーの中で社員たちは成果と計画を発表するのです。ちなみに、その発表内容に社長は一切関知しません。

第4回四半期総会のワンシーン
先日第4回が開かれ、季節が一巡しました。が、相変わらず社長(僕)は社員の発表をただ見ているだけ。それでいて彼らは舌を巻くほど考え抜いた発表を次々と披露します。僕は「スゴイ!スゴイ!」と連発するだけ。どうやら(前から予感していましたが)僕が口を出さない方がイイようです。

第3回四半期総会のワンシーン
カウテレビでは従来、社長(僕)が音頭をとって年に一度の決算報告と次年度の方針説明会を開いていたのですがこれは止めました。その代わり、全社の方針とコンセプトだけ個別に示すことにしました。それを元に社員たちが実際の現場の計画を立てるのです。要は権限委譲です。現場へ権限をどんどん移すことで自主性が生み出されていく。その1つのカギは「社長が腹をくくること」だと感じます。
一方で、社長の役目は何かというと
①コンセプトを作ること
②分かりやすく説明すること
③チームを動機付けすること
この3つをしっかりやること。それ以外ほとんど全てを社員にドンドン委譲したいと思っています。
今年は脱・プレイングマーネジャーを標榜して頑張ります。
2014.1.12
株式会社カウテレビジョン
代表取締役 高橋康徳
■新・新・ 凡事徹底リスト
○ 個人理念チェック
○ 早起き6時まで
○ 凡事チェック
× 体重計に乗った?
○ がっちり握手
○ 上機嫌でいる
○ 刺激会う:十日恵比須、白木さん
○ 家族、先祖に感謝
○ チーム、友人、お客様に感謝
○ お礼ハガキ/メール/FAX
○ 寛容の精神を心がける