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香港の夏は寒い・・・

投稿日時:2010/08/27
世界一寒い夏・・・

「香港の夏は、世界一寒い」

と言われます。ウソみたいですがホントの話です。

気温が35度、湿度80%なんて日常の香港ですが、
逆に、オフィス・デパート・レストラン・スーパーなど
建物の内部では、クーラーが「ガンガン」に効いています。

なので、オフィスでデスクに座って仕事をしていると
2時間もたつと体がカチコチに冷えてます。
男性でも冷え性になるくらい肌が冷たくなるんです。

なので、よく言われるのは
日本から赴任一年目の駐在員の方々は多くの人が
この「世界一寒い夏」にカゼをひくんだとか・・・。


香港の取材は・・・

さて、香港の取材の進捗ご報告です。

ユーストリームの放送を見ていただいている方はご存知でしょうが
これまでに・・・

・アジア進出支援コンサルの社長
・プラスチックメーカーの社長
・元ワタミフードサービス専務
・欧米亜で活躍する国際弁護士
・人材派遣会社の社長
・貿易商社の社長
・香港日本人界のトップレディ社長
・ハリウッドを造った世界的建築デザイナー
・飲食店コンサルタント

など、そうそうたる顔ぶれの経営者の方々に取材させていただきました。
ビックリするくらいのご縁とチャンスをいただいています。感謝します。

今日は香港JCの元理事長に会ってきます。楽しみです!

高橋康徳/株式会社カウテレビジョン

新・ 凡事徹底リスト
× 早起き6時半時まで
○ 凡事チェック
○ がっちり握手
○ 上機嫌でいる
○ 刺激に出会う
◎ 家族、先祖に感謝
◎ チーム、友人、お客様に感謝
○ お礼ハガキ/メール/FAX
△ 電話は3コール以内で出る
○ ちょっとイイトコ見つけて褒める


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香港で取材したいこと

投稿日時:2010/08/13
香港直前

今回、香港で取材してきたいこと。2つ。

1.アジアビジネスの生の「スケール感」と「スピード感」
2.今、日本人に求められる意識(自信、誇り、危機意識・・・)

香港行きを明後日に控え、僕の想いを述べておきたいと思います。

香港ラボいよいよ2日後に開設!


日本は、日本人は

日本が「世界第二の経済大国」と呼ばれた時代は終わりました。
今、中国・インドを始めとする新興国が、どんどん日本を追い越していっています。
日本の相対的な地位はどんどん下降していると言われますし、そう感じます。

しかし僕はその「日本下降のトレンド」を、黙って見過ごしたくありません。

「今、僕たちに、何かできることはないのか?」

そう考えた時、僕は、日本の明るい未来を見出すために日本をいったん離れ、
しかし日本人としての誇りを保ちながら、世界のビジネス最前線を取材する中で、
「愛する日本の輝く未来に向けた糸口を探ろう!」と考えました。

その第一弾がこの「香港ラボ」です。


「一所懸命」を生かすために

僕たちは毎日、一所懸命に働き、生きています。

しかし同時に、
「このままでは何かがマズイ・・・」
「日本はこの先どうなるのか・・・」と、漠とした不安を抱いています。

そして、多くの人がこう口を揃えます。
「不安だが、実際何から手をつければいいのか分からない」
しかし、手をこまねいていても状況は好転しそうにありません。

1つの場所で一心不乱に頑張り続ける・・・
いわゆる、「一所懸命」は尊いことです。
しかしそれは「他を見るな」という意味ではないと僕は考えます。

日本は「世界の一員」ですし、
世界との関係性の中で成り立っているんですから

「まず、自分たちが一歩出てみよう!」ということです。

もしかすると答えは結局、自分の足元にあるかもしれません。
がそれもまた一歩離れたことによって初めて見えるものです。


あの時のように

6年前、大好きなテレビ局を退職し、
起業家として社会に一歩を踏み出した時、
不安な気持ちで押しつぶされそうでした。

が一方で、見るもの、聞くもの全てが新しく、
僕にとってあらゆるものがキラキラ輝いて見えました。

あの頃の感覚を呼び覚ましながら、
謙虚に貪欲に、アジアから学んできたいと思います。

日本の明るい未来に向けて


最後に・・・

僕らが18日もの期間、留守にすることにご理解いただき、
温かい声をかけてくださるクライアントの皆様方。
皆様あっての僕たちです。心から感謝しております。
必ずや皆様にとって役に立つ情報を持ち帰ってきます。

そして、

いつもノリノリで発案に賛同してくれるクルーの皆さん。
留守中は何かと大変でしょうが、宜しくお願いします。
思い切ってチャレンジできるのは、あなたたちのお陰です。
心から感謝の気持ちを伝えたい。ありがとうございます。


高橋康徳/株式会社カウテレビジョン

新・ 凡事徹底リスト
○ 早起き6時半時まで
○ 凡事チェック
○ がっちり握手
○ 上機嫌でいる
○ 刺激に出会う
◎ 家族、先祖に感謝
◎ チーム、友人、お客様に感謝
○ お礼ハガキ/メール/FAX
○ 電話は3コール以内で出る
○ ちょっとイイトコ見つけて褒める


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「グローバル化」をサムスン電子に学ぼう(Globisより)

投稿日時:2010/08/08
香港ラボ開設を前に、先人の声に耳を傾けてみました。

元サムスン電子常務・吉川良三氏
「サムスン電子の躍進に学ぶ、グローバル市場を見据えたものづくり」より
抜粋ツイートのまとめです。(GLOBIS.JP参照


takacowtv

「機能は環境に合わせて小刻みに提供するものなんです。それがグローバリゼーション。208カ国あれば208カ国の環境と操作がある。」
08-07 00:35

続き。 (サムスンが)危機感を持ったのが93年。トップダウンで“新経営”というフレーズを掲げ、「女房と子供以外はすべて変えたい」と言い切った。さらに会長は「三星」という社名も良くないと言いました。そのころからグローバルの意識を持っていた・・・横文字のSamsungになりました。
08-07 00:38

続き。サムスン常務の講演より 『93年以降もしばらくは日本追従型でやっていた。ところがしばらくやっていると、何だか日本から聞こえてくるのは「失われた10年」とか、寂しい話ばかりだった。とにかく寂しい話ばかり来るんです。ああいうのを見ていて厭になっちゃったんですね。』
08-07 00:41

続き。『日本人に足りないのは危機意識。危機感はある。日本人は危機がくるとサッと身をひそめて素潜りしてしまう。3年ぐらいすると水面が下がってきますから、バッと顔を出して「やっと青空が見えた」と設備投資をする。このパターン。過ぎると忘れるのが危機感。危機意識とは常に持つということ。』
08-07 00:47

続き。『李会長がいちばん言っていたのは、「グローバル企業の条件は営業利益が二桁以上あること」です。これに合格する日本企業は、信越化学、村田機械、東京エレクトロンなどの数社ぐらい。彼らも今年はだめなんですよね。残念ながらトヨタでさえグローバル企業として認知されていない。』
08-07 00:51

続き。『サムスンはグローバリゼーションに向けて地域専門家制度システムをつくった。地域専門家は英語ではだめ。現地の言葉を勉強する。現地の人々がどんな消費をするか把握し、企画開発。そういう企業と、使おうが使うまいが機能を追加している日本企業のものづくりでは、勝負にならない。』
08-07 00:57

続き。『サムスンは、ボリュームゾーンの顧客と先進国市場の顧客では要求仕様が違う。自動車なら、発進して、曲がって、止まればOK。しかし日本はそれを車と呼びません。でもそれは、ボリュームゾーンの顧客が考える要求仕様と違っていれば過剰機能または過剰品質に過ぎない』(リンクは一番最初に)
08-07 01:06

続き。『サムスンの場合は体感不良と言ってクレームはすべて直す。クレーム以前の不平不満も受け付ける。最初は不平不満、放っておくとクレームになる。自動車はリコールになる。もの凄く技術を持っているから、かえってそういうことが起きる。グローバリゼーションでは技術の過信は禁物。』
08-07 01:10

続き。『グローバリゼーションでは全体算でコストを下げるしかない。無駄なものはつくらず、売れ筋をつくる。売れないものをつくらない。インド用、中国用、パキスタン用、バングラ用…、全部ゼロから変えていたら大変ですよね。だからここで立ち食いそば理論。うどんとそばのおつゆは同じ。』
08-07 01:13

続き。『サムスンは国際化からグローバリゼーションに移行しようとなった。サムスンが考えるグローバリゼーションの定義は、「市場として期待されるところに工場の拠点を置いて、その国の文化にあった地域密着型のものづくりをする」ということです。』
08-07 01:17



日本人が持つべきものは、一時しのぎの危機感ではなく継続的な危機意識。
今回の香港ラボでの取材の目的の1つがこの「危機意識」の再確認にあります。

とても示唆的な講演録で、香港で取材すべき1つの課題が見つかった。
危機意識を持ちながらも、深刻ではなく真剣にいこう。日本の未来は明るい!

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カウテレビジョン香港ラボについて

(高橋康徳/株式会社カウテレビジョン)


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代表取締役 高橋  康徳のブログ

高橋 康徳【プロフィール】

代表取締役 高橋 康徳
高橋 康徳
㈱カウテレビジョン代表取締役
【事業内容】
1. 情報発信コンサルティング
・誇大表現せず
・分かりやすく
・共感を呼ぶ
情報発信サポート事業
2. 動画制作事業
3. モチアップ早朝勉強会事業
【経歴】
広島大学(理学部化学科)卒業後、テレビ西日本(フジ系)入社。報道記者として9.11米同時多発テロのNY特派員記者を経験。テレビ局時代の8年間でニュース約3000本を取材。現在は福岡・香港を拠点としながら、世界で活躍する経営者の取材をライフワークとし、インターネットTV局「カウテレビジョン」を九州最大規模にまで育てる。国立九州大学非常勤講師も務めるなど、そのユニークな経歴から大学・企業・自治体からの講演依頼も多い。2005年福岡市ビジネスプラン大賞、2010年九州アントレプレナー(起業家)大賞など。趣味:釣り、スキー、インタビュー。
2004年 創業
2005年 カウテレビジョン開局
2007年 株式会社カウテレビジョン設立
詳細プロフィールはコチラ
【賞歴】
2010年 ニュービジネス協議会
アントレプレナー大賞
 

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