この2週間、Wの心配事で眠れませんでした(その2)
投稿日時:2010/04/24(前の記事のつづき・・・)
■2つ目の心配事、麻生グループの研修会

もう1つの心配事は講演依頼のこと。麻生グループさんのリーダーシップ研修会で講師を務めました。講師に指名してもらえたことは大変光栄なのですが、テーマが初めての内容で、プレッシャーが大きく、この2週間ずーっと頭を悩ませていました。講義内容がなかなか定まりませんでした。
そのお題とは、「経営理念とリーダーシップ」
■名門・麻生グループ
麻生グループといえば、麻生太郎前総理が社長を務めたことで有名。(ちなみに現社長の麻生泰氏は太郎氏の実弟) 同社は戦後、炭鉱事業で隆盛を極め、筑豊の名門企業として麻生セメント、麻生飯塚病院、麻生塾、アソウ・ヒューマニーセンターなど傘下に約60社を収めるコンツェルン。現在、グループ全体で社員6000人を抱えるという。
その麻生グループが6000人の社員の中から30代~40代の幹部候補生100名を集めてリーダーシップを研修しようという企画。会場には麻生社長も来られてグループを挙げて注力している様子が伺えました。この日は第1タームのKICKOFFで「外部の経営者に経営理念とリーダーシップを学ぼう」という主旨とのこと。

「経営理念とリーダーシップについて話して下さい」と、コーディネーターの松田さん(麻生塾)からお題が出たものの、正直悩んでいた。というのも僕の講義の持ち時間は30分間。ベンチャーの、無名経営者の自分が、麻生の幹部候補(年上の方も大勢いる)に対して、30分間で何を話せば満足してもらえるのだろうか?・・・当日までの2週間、とにかく悩みに悩みました。
■僕を救ってくれるフレーズ
こんな時、いつも思い出すフレーズがあります。
「悲観的な準備と、楽観的な行動」
これ、学生時代から20年近く大切にしている教訓です。「準備段階では心配で心配で眠れないほど悲観的に準備をしよう。そして、本番では逆に楽観的に『なんくるないさ~』の心持ちで臨もう!」という教えです。いわば、「人事を尽くして天命を待つ」の心構えと言える。僕にとって「生きる指針」と言っても過言ではありません。

当日。研修会では、働く女性向けの情報誌・アヴァンティの清澄由美子新社長と30分ずつ講義をさせてもらいました。TV局時代~独立~現在まで、どんな失敗をし、どんな価値観を大切にしているのか、社員に対してどんな想いなのか・・・そんな話をさせていただきました。
また、清澄さんは、先代の村山社長との出会い~どのようにアヴァンティに入り、そして後継社長として就任するまでの経緯やその想い、心構えなどを語っておられ、とても勉強になりました。
【僕が今回持参したリーダーシップのネタ】
価値高く生きる、自利利他、原因自分論、真剣誠実、愛情尊敬、全員違う、心から期待を寄せる、守破離、ヴェルディとマリノスの差、登る山を潜在意識に刻む、ベネフィットをシェア、自分もワクワクするか、ネーミングの妙、理想研修、散歩M、親孝行H、脳のパンプアップ、プライドの定期リセット、率先垂範、限界を作らない、華を持つ、東郷平八郎、有言実行、高速トライ&エラー、オラオラムード、NOT飲み会BUT非日常、善意にフォーカス、配慮か遠慮か・・・など。

結果、参加者の皆さんから質問もたくさん出ました。今はホッとしています。
「悲観的な準備、楽観的な行動」
今回もこの言葉に救われました。
貴重な機会をいただいた麻生グループの麻生社長、松田さん、ありがとうございました。
参加者の皆さん、次はビジネスの現場でお目にかかりましょう。僕も頑張ります!
■新・
凡事徹底リスト
○ 早起き6時半時まで
○ 凡事チェック
○ がっちり握手
○ 上機嫌でいる
○ 刺激に
出会う
○ 家族、先祖に感謝
○ チーム、友人、お客様に感謝
○ お礼ハガキ/メール/FAX
○ 電話は3コール以内で出
る
○ ちょっとイイトコ見つけて褒める
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