「縁」は、遅からず早からず
投稿日時:2009/07/15◇2009年7月16日(木)◇ 晴れ
感応交道

行徳哲男先生から「感応交道」という言葉を教わった。
「誰かとの縁を感じ、相手がそれに応じることで、人と人の道は交わっていくもの」
という意味らしい。なんだか惹かれる言葉だ。
■行徳先生との出逢い
行徳先生には先日のTOSHI(X JAPAN)のシークレットライブで初めてお会いしたのだが、以前から「いつかお会いしたい」と思っていた方だった。先生いわく、「人の御縁は、来るべき時に必ず来る」ものらしい。しかも面白いことに、その訪れのタイミングは、遅すぎることも早すぎることも決してなく、その人にとって最良のタイミングで来るのだという。
行徳先生は今年77歳の喜寿。本人いわく、「自分のような世代の者がX JAPANなんて知るわけがない。しかし、縁があって僕はTOSHIの歌を聴く機会があり、その歌声に惚れたんだ。最初に会った時、僕はTOSHIにあなたは歌が上手いねと言っちゃったんだ。」と無邪気に笑う77歳はカッコよかった。
■「考える」のではなく「感じる」
縁を引き寄せる人生とは何なのか?大切なのはそこに「想いがあること、感じること」だという。「その縁を求めている人にだけご縁は訪れる」と行徳先生は念を押す。「縁を作ろうと頭で考えることよりも、その縁を感じることの方が尊い。考えるのではなく感じる時代だ」というのである。
行徳先生、ありがとうございました。