【対極】素晴らしいのに「残念」な店
投稿日時:2009/04/24
こんにちは高橋です。
BFM大野社長からの誘われて福岡大学で開かれた映画の上映会に参加しました。錦織良成(にしこおり よしなり)監督の作品でタイトルは「うん、何?」島根県出雲を舞台に撮影されたノスタルジックな作品です。
上映会後の食事会で出演者の宮崎美子さんと2ショット。割とミーハーなんです。
◇2009年4月24日(金)◇ 曇りのち雨
「商品3分に、売り7分」の誤解?
夜、田舎から出てきた両親と共にシーホークホテルの寿司バーへ。

さすがに博多湾沿いに建つシーホークの高層フロアとあって、福岡市内を一望できる絶景は見事!しかもバー内のワインセラーや椅子・テーブルの調度品もかなりオシャレ。相当お金をかけているのが伺えた。
しかし!
残念ながら料理がマズかった。魚がパサパサだ。店全体に高級感を漂わせてはいるが、肝心の寿司が値段に見合っていない。ホテル利用の一見客が客層の中心だからそれでイイ?いや、そんなことはない。魚の舌が肥えている博多のビジネスマンも客層のはす。彼らはすぐに見破るだろう。いくら眺めが良くても、口に入るものがマズければ全てが水の泡だ。
ランチェスター経営の竹田社長から「商品3分に売り7分」という言葉を教わったことある。
この意味をもう一度考えてみる。
力が全部で10あるとすると、商品に3割、営業に7割のウエイトがよいという意味。「商品がいくら良くても、営業が下手ではビジネスは成り立たない」というのが本意であり、決して「売りがしっかりしていれば、商品はダメでもOK」という意味ではない。大前提として「良い商品」であることは当たり前のはずだ。
この店も、調度品や眺めに費やしているウエイトのうち、ほんの少しだけでも商品(サービスも含めた)に傾けてみたら、もっと素晴らしいレストランに生まれ変わりそうな気がする。頑張れシーホーク!