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大風呂敷を広げる

投稿日時:2005/11/14
突然ですが、

【大風呂敷を広げる】

という言葉を聞いてどう感じますか?
好感・反感どちらを持ちますか?

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日本には「謙虚こそ美徳」という文化が根付いているので、
大風呂敷を広げることに嫌悪感を感じる方も多いかもしれませんが、
僕は最近読んだ本から「大風呂敷を広げることの大切さ」を学びました。

自分を変える魔法の「口ぐせ」?夢がかなう言葉の法則

自分を変える魔法の「口ぐせ」(佐藤富雄著・かんき出版)

欧米では、研修などの場においても、「Talk Big」(トークビッグ)の視点から、
夢や希望を出来るだけ大きく表現する力を訓練する場合がよくあります。
「Big Talker」(ビッグトーカー)であることは才能の一つと見なされるのです。
(自分を変える魔法の「口ぐせ」P95より)


そういえば、
【大風呂敷の大切さ】を裏付けるエピソードを聞いたのでご紹介します。
語ってくださったのはビッグフィールドマネージメントの大野社長。

大野社長のインタビュー映像はコチラでご覧いただけます

大野氏は20代の頃、雑誌の旅行コラムを書いていた。
ある日その取材として福岡市にある小さな旅行代理店を訪ねた。
9坪の超狭い事務所。そこで澤田という社長と出会った。

澤田の着ていたシャツには、オレンジ色の大きなシミがあった。
聞くと一週間前にジュースをこぼしたまま着替えていないという。

「貧しい会社なんだなぁ・・・」

それが大野が抱いた第一印象だったという。

ところが、澤田はそんな貧乏所帯をものともせず強気だったという。
彼の口を突いて出たのは大野が予想もしないような壮大な夢だった。

「大野君、うちの会社は世界一になるよ!」
「航空会社も創るし、ホテルだって持つんだ!」
「とにかく世界一の会社を創るんだ!」

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大野は「この澤田という男は誇大妄想狂だ」と哀れんだという。

ところが、大野が二度目、三度目と澤田を訪問していっても
澤田はいつも同じことを語る。その力強い言葉は変わらなかったという。

「世界一になる」「航空会社を持つ」「とにかく世界一だ!」

大野はついに澤田に誘われてこの弱小代理店に入社してしまう。

それから20数年。
当時9坪だった弱小代理店はどんどん成長していった。
スカイマークエアラインズという航空会社も傘下におさめた。
ホテル事業も展開始めた。証券会社も立ち上げた。
まさに澤田の言っていた通りの会社に成長していったのだ。


お気づきかもしれないが、
その企業こそ、今や押しも押されぬ国内有数の大企業になったH.I.S.であり、
その男こそ、H.I.S.の創業者である澤田秀雄その人だったのだ。

ちなみにH.I.S.の社名の由来は、
澤田秀雄氏の名前からくる「ヒデ・インターナショナル」だという。
(今は、Highest International Standardsらしい)

澤田に惹かれて入社した大野は気がつくと取締役にまで昇進していた。
大野氏は当時を振り返ってこう語る。

「澤田さんの強烈な想い、大風呂敷がなければ今のH.I.S.はない」と。

大風呂敷の大切さ、その大風呂敷を信じて突き進むバイタリティの大切さを
感じさせてくれるエピソードだった。素直に感動した。

【人はイメージできるものにしかなれない】

大野社長、気付きをありがとうございます。

COWTV社長室101「大野社長インタビュー」はコチラからご覧いただけます。

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代表取締役 高橋  康徳のブログ

高橋 康徳【プロフィール】

代表取締役 高橋 康徳
高橋 康徳
㈱カウテレビジョン代表取締役
【事業内容】
1. 情報発信コンサルティング
・誇大表現せず
・分かりやすく
・共感を呼ぶ
情報発信サポート事業
2. 動画制作事業
3. モチアップ早朝勉強会事業
【経歴】
広島大学(理学部化学科)卒業後、テレビ西日本(フジ系)入社。報道記者として9.11米同時多発テロのNY特派員記者を経験。テレビ局時代の8年間でニュース約3000本を取材。現在は福岡・香港を拠点としながら、世界で活躍する経営者の取材をライフワークとし、インターネットTV局「カウテレビジョン」を九州最大規模にまで育てる。国立九州大学非常勤講師も務めるなど、そのユニークな経歴から大学・企業・自治体からの講演依頼も多い。2005年福岡市ビジネスプラン大賞、2010年九州アントレプレナー(起業家)大賞など。趣味:釣り、スキー、インタビュー。
2004年 創業
2005年 カウテレビジョン開局
2007年 株式会社カウテレビジョン設立
詳細プロフィールはコチラ
【賞歴】
2010年 ニュービジネス協議会
アントレプレナー大賞
 

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