キルトの常識破りに思う
投稿日時:2005/09/30フィリピン諸島の中の一つに【カオハガン島】という小さな島がある。
この島で作られるキルトが今、日本で注目を集めているという。
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この島にキルト技術を伝えたのは日本人のカップル崎山克彦さんと吉川順子さん。
元々電気も水道も通っていなかったカオハガンに2人が移り住んだのは1991年のこと。
日本屈指のキルトの専門家だった吉川さんは島のお母さんたちにキルトを教えた。
そして完成したキルトを日本に持ち込んだところ、そのユニークさが高い評価を受け、
「カオハガン・キルト」は知る人ぞ知る一大センセーションとなったという。
「日本ではこれまで、定規で計り、型紙を取って“寸分たがわぬ規則性”で作るのが
美しいキルトとされてきました。カオハガンのお母さんたちが作る“自由奔放なキルト”は
私たち日本のキルト作家にとって衝撃でした」
日本で30年以上キルトを作り続けている作家の三浦扶美代さんはそう語る。
思うままにハサミで布を切り取る【カオハガン流】は、日本においてはまさにタブーの連続。
しかしそれは、アメリカでベッドカバーとして始まったカントリーキルトの原点だった。
日本からカオハガン島に伝わり、そこから時を経て、日本へ逆輸入されたキルト。
それが奇しくも日本に【キルトの原点】を見せてくれる結果になったのだ。
ベッドカバーほどの大型キルトは日本で1枚で2~3万円の値が付く。
それが3枚売れるとカオハガンには小さな家が建つという。
そうして、キルトはカオハガンの基幹産業へと成長していった。
キルトが売れるたびに島は少しずつ豊かになり、水道や医療も整備された。
島民の手による島民の自立、キルトがそれをもたらしたのだ。
カオハガン・キルトについて詳しく知りたい方は
南の島からの贈り物 カオハガン・キルト物語(吉川順子著)
ふと思う。
もし、カオハガンのお母さんたちが日本のキルト手法を、日本のまんま模倣していたら
カオハガン・キルト文化は生まれることはなく、日本に価値観は伝わらなかっただろう。
会社や組織が長年培ってきた【定石】や【常識】と呼ばれるもの。
時には、そこに別の角度からアプローチしてみるのも面白いかもしれない。
そこに新しい価値観が生まれたり、人々を喜ばせることができはしないか。
自分の日常に置き換えながら、自問自答してみる。

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