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Web動画がビジネスになる日は遠い?(2/2)

投稿日時:2007/05/12

前のエントリーからの続き) 

テレビ広告とネット広告、その違いとは?

つまり広告の発信ルートとして、テレビ連合の場合は、7つの発信元がそれぞれ24時間のCM時間割を用意して、「全国1億2000万人の皆さ~ん、この7局から見たいものを選んでね!広告も7つのパターンで流れてますよ」と言うのだ。(※NHKがCMを流さないことは今回の議論の本質ではないので、置いておく)

視聴者が期待する「細分化」

ところが、ニコニコ動画で広告を流そうとすると、視聴者は1万個のチャンネルで個別の動画を見ているので、そこに掲載される広告も個別に細分化されたものが期待される。というか、細分化されていないとネットの意味がないし、広告効果もテレビ以上のものは期待できない。ネットとはそもそも個別メディアなのだから。

 

俺は俺、君には君の道がある

このCNETの記事を読む限り、ひろゆき氏は、ニコニコ動画を「テレビ的マス広告ビジネス」と捉えて、発展させようとしているような雰囲気が感じられる。だから悲観的になってしまうのではないか。

ネットはネット。テレビ的な戦い方はそもそも無理がある。ネットでは、100万人が同時刻に同じものを見せられる「テレビ的マス広告」は求められない。視聴にまつわる全ての決定権は視聴者にあり、発信元にはない。

一人の視聴者が、今、必要なことを、必要な分だけ見ることができる。それがネットの基本原則。だからこそ、テレビビジネスには無い商機がネット動画にあると、僕は信じているが、あなたはどう考えますか?

(カウテレビジョン高橋康徳



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Web動画がビジネスになる日は遠い?(1/2)

投稿日時:2007/05/12

Web動画の未来を悲観

2ちゃんねるのひろゆき氏が、Web動画ビジネスの未来にちょっと悲観的な見方を示したらしい。

CNET JAPAN:ひろゆき氏「ウェブ動画がビジネスになる日は遠い」

詳しくは上のエントリーを読んでもらうとよく分かると思うが、ひろゆき氏の発言の趣旨とは、「動画をこのまま大勢の人に配信し続けるには、回線費用がかかりすぎてペイできない」というもの。

記事によると、ひろゆき氏の運営する「ニコニコ動画」は、登録会員数は100万人、動画の再生回数は2億回超以上で、1日のページビュー数は1000~2000万PVとのこと。ニコニコ動画のサービスをこれ以上広げるには回線料金を下げてもらうしかない。と嘆いている。

悲観論の根底は?

ひろゆき氏が創り出したニコニコ動画は、ある意味で「新しい文化」とも言える価値観だ。そのアイデアと実行力はさすがだなぁと、心から敬意を表している。ただ、上の記事を読む限り、ひろゆき氏が、「ニコニコ動画のビジネスモデル悲観論」=「ネット動画全体の悲観論」として捉えるのはやや早計な気がする。

端的に言うと、「地上波テレビのビジネスモデルと、ネット動画のビジネスモデルを混同してはいけない」ということ。そのことを少し考えてみたい。

 

テレビビジネスとネットビジネスの違い 

そもそもテレビビジネスの強みとは、圧倒的なインフラ力(=限られた電波を一部の企業に独占的に与えられた状態)を後ろ盾にした、圧倒的な露出力(=一般家庭に電波の雨を一方的に降らせることができる状態)にある。これこそ、「マスメディアの王」としての地上波テレビ局の姿であり威厳だ。

一方で、ネット動画ビジネスの強みとは、そもそも利用者(顧客・視聴者)の好みに応じてとことん細分化した情報を、求めに応じて24時間体制で提供できるという、細分化力、即時力にある。

広告ビジネスを左右する「発信者の数」

ここで見極めのポイントは「情報発信元の数」だ。

地上波テレビ連合は、フジテレビ、日本テレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京、NHK総合、NHK教育という7つの媒体が、日本全国1億2000万人の市場を受け持っている状態である。

一方、対するネット連合はどうか。分かりやすくするために、ニコニコ動画を例に取ると、上記1日1000万PVの内訳は、分かりやすく言うと、「1000PVの動画が1万個集まった状態」と言えるだろう。

つまりテレビ連合の「7」という発信元に対し、ネット側は「1万」にも発信元が分散しているののだ。これが、両者のビジネスモデルの違いを決定付ける最大の要因だ。

(続きを読む・・・テレビの広告とネットの広告の違いとは



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mixi動画の勢いとweb動画のカテゴリー分類(まとめ)

投稿日時:2007/05/11

怒涛の勢いmixi動画 

mixi動画の勢いがすごい。ITmediaによると、サービス開始わずか3ヶ月で投稿数でニコニコ動画を抜いたそうだ。ホームビデオ投稿熱の何と凄まじいことか。有料サービスであることを考えると、凄さ2倍だ。

ただ一部には、「数はmixiだが、質は・・・」などの反応はあるようだ。しかし、量が質を押し上げるというのもまた事実。そもそもネットというメディアは、そうして成り立ってきた側面の方が強い。1000の石から1の玉が出る。そんな世界だろう。 

20070511mixi.jpg

ITmediaを引用:mixi動画、早くも「国内最大級」投稿数「ニコニコ」の上

mixi動画のニュースが出たので、Web動画の分類を行ってみたい。

Web動画の勢力図:3大カテゴリー

現在、Web動画をめぐる大きな流れは、3つのカテゴリーに大別されつつあるように感じる。

カテゴリー1:「映像のプロが制作した巨大配信サイト」
その代表選手→Yahoo!動画、Gyaoなど

カテゴリー2:「主に素人が撮影した動画の配信・共有サイト」
その代表選手→mixi動画、ニコニコ動画、Youtubeなど

カテゴリー3:「地域のネットTV局をはじめとした有志」
その代表選手→天草TV、カウTV、大仏TV、あっとおどろく放送局など

20070511moviesite.jpg

「群雄割拠」、バラバラだから面白い

こうしたWeb動画環境。一見すると、大資本がかなり有利なように見えるが、実は組織の大小に関わらず、それぞれに強み・弱みが違う点が非常に興味深い。それぞれ「立ち位置」が異なるし、「視聴ターゲット」も「収益モデル」もバラバラである。まさに戦国時代の様相だ。ゆくゆくは、賢明な視聴者が各メディアを必要に応じて使い分けていくのだろう。その過程でいろんな統廃合や合従連衡などは起きるのだろうが、「天下統一」という時代でもなさそうだ。

小資本にも商機あり

世の中には、ほんの数%の大企業から、中、小、零細、さらに個人事業と規模も形態も様々な組織が無数にある。その中には、大企業が必ずしも勝者であると限らないケースも多い。Web動画も、「大資本だから有利」「小資本は不利」とは一概にいかない。 

それぞれの動画サイトが、自らの「特性」と「立ち位置」、それに、「市場の要望」などをしっかり見定めて事業を展開していくことが、生き残りのための必須条件と言える。

ただ一つ確実に言えるのは、黎明期を過ぎインフラがある程度整ってくると、結局は「コンテンツ勝負」になるだろう。ネット上のコンテンツ特性については、昨日のエントリーで少し触れた。

なお、上の表は今後さらに統合、細分化が進んでいくものと思われる。こうしたカテゴリー分析を重ねていきたい。



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Web通販マーケティング+映像=何が起きる?

投稿日時:2007/05/10

映像を使ったWebマーケティング共同研究

最近、あるWeb制作会社の社長からこんな提案を持ちかけられた。

「2社共同で映像とWeb通販のマーケティングを研究しませんか?」

聞くと、このWeb制作会社は過去に約20社の通販サイトを手がけたという。Web通販の分野ではノウハウ蓄積があろう。一方、僕らはTV報道10年+WebTV2年のノウハウ蓄積がある。そこで、この2者が絡むと一体どんな化学反応が起こるのか、確かにちょっと興味をそそられる提案だ。

最近、Web通販をはじめとしたサイトマーケティングの世界では、「LPO(=ランディングページの最適化)」という概念が盛んに議論されている。今回の共同研究も、もしGOサインが出るなら、テーマは「LPO」だろう。 

 

LPOとは?(Webマーケティング用語)

LPOとは、Landing Page Optimizationの略。
直訳すると「着地ページの最適化」。その概念を簡単に説明すると、

「お客の求めによって属性を分け、その属性ごとに着地ページ(=ランディングページ)を別々に設計することで、お客が商品を購入する確率を上げる」

という考え方のこと。

20070510lpo.jpg
↑「LPO」と検索するだけで、すごい競争になっていることが分かる。

 

LPOの具体例 

例えば、辛子明太子の販売ページでLPOを実践するなら、
(A)明太子クッキングに興味がある人に明太子を買ってもらう場合と
(B)贈り物・ギフトに明太子をという人に明太子を買ってもらう場合とでは、同じ「明太子に興味アリ」でも、(A)の客と(B)の客とで興味の視点が異なる。そこで、それぞれに合う着地ページを別々に作る方が、明太子の購入に繋がる確率(=コンバージョン)が高くなるということだ。

そして今、そのLPOの概念に「映像の伝わりやすさ」を絡めることで、コンバージョンを上げようという考え方がポツポツと出始めたのだ。これはある意味、ビジネスと技術の進歩を鑑みれば、当然の流れと言えるだろう。

 

映像を導入する時の注意点

ただし、映像は通常のWebサイトに比べてコストが高いのが最大の難点。しかも、テキストや静止画に比べると融通も利きづらい。一度映像を作り込むと、それを修正するには、また多大な時間と労力がかってしまう。

つまりWeb映像を作る際の大きなポイントは、「不変性の高さ」となる。言い換えると、「どれだけ長い期間その映像を使えるかで映像の価値が変わるということ。これを知らずに映像に手を出すと、大金はたいて制作したのに、あっという間に賞味期限が切れて大損するから注意が必要だ。

今後、自社サイトへの映像導入を本気で検討する方は、この点を念頭に置いておくと、コスト面でかなり有利な戦いができるだろう。

 

テレビ番組に見る「不変性」 

不変性といえば、テレビ番組でも、「ニュース」と「ドキュメンタリー」とで大きく異なるのはその「不変性」だ。同じ報道という分野でも、ニュースは「今何が起きているか?」が主眼だが、ドキュメンタリーは「そこにどんな不変的なメッセージがあるのか?」が問われる。つまり、「1年後、2年後に見ても共感できるメッセージ性」がドキュメンタリーには求められるのだ。

ここに重要なヒントが隠されている。

そういう視点でWeb上の映像を見ると、また違った価値観が見えてくる。

(カウテレビジョン高橋康徳) 



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ソニー動画共有サイト「eyeVio」を初体験

投稿日時:2007/04/27

Youtubeとmixi動画に挑む大手企業

ソニーが動画共有サービス「eyeVio」をスタートしたそうです。

20070427eyevio.jpg
eyeVioの画面 

eyeVioとは? 

ITmediaによると、「動画を介したコミュニケーション機能に力を入れたほか、携帯プレーヤーなどのハードウェアとの連携も特徴。「ウォークマン」や「PSP」といったソニー製品のほか、iPodにも動画をダウンロードできるなど、他社製ハードやサービスにも柔軟に対応していく方針だ。」とのこと。

ソニー、動画共有サービスに参入「eyeVio」スタート(ITmedia)

eyeVio体験記 

僕もさっそく覗いてみた。ドラ・トーサンのビデオにアクセス。が、「ただ今、アクセスが集中して繋がりにくい状態になっています」とのこと。1本のVTRを見るまでに10分近くかかる。ブログ記事1本を書き終わりそうだ。重くて見れたもんじゃない。

人気の表れというよりは、初期のパブリッシング効果が出ているってことか。あるいはサーバー負荷の調整予測の甘さか?いずれにせよ、本当の勝負はこの喧騒が落ち着いてから。どの程度の継続的なユーザーを獲得できるか、また、波及効果があるのか。見ものです。

動画共有の今後は? 

動画共有をめぐっては、mixi動画やAmebaVisionなど、Youtubeを追撃する動きが盛んになっている。Webの世界の傾向として、大資本だから優位とは限らない。大資本ソニーは、PSやVaio、ウォークマンなど、あらゆるツールを総動員して勝負に臨むという。楽しみだ。

僕らのカウTVをはじめ、地方の小ネットTVとはその規模も仕組みも異なるが、大きな意味で「動画はWEB社会の先端」であることは間違いないようだ。さぁ、僕らはどう振舞う?

(カウテレビジョン高橋康徳

スピンアウトの映像制作のスタンスはコチラ



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映像ストリーミング会社の選定基準とは

投稿日時:2007/04/26
注目のストリーミング動画配信

WEBビジネスにおいて、動画のストリーミング配信が注目の的のようです。

MdN Interactiveの記事「ストリーミングを提案して“できるWeb制作会"になろう」によると、「企業のWeb活動は静止画から動画の時代へ」と大見出しでの注目ぶりです。

引用:「従来のテキストと静止画によるコミュニケーションから、テレビCMのように映像を使ったコミュニケーションへと手法が移り、ユーザーに伝えたいことをダイレクトに伝えることがより可能となった。商品をアピールする手段として動画がより効果的な場合は多く、この動画広告の手法はWebサイト上の企業活動にも波及しつつある。(中略)動画で自社製品をアピールできない場合、ビジネスの機会損失を招くケースもこれまで以上に増えるだろう。言ってみれば、Webで動画を扱うか否かが、社運を左右する時代に入ったのだ。(MdN Interactiveより)」

ストリーミング動画サービスをチェックしてみる 

この記事中に、動画ストリーミングサービスの選択規準という記載があったので、この規準に照らして「カウテレビジョンが選ばれる企業であるかどうか」を早速、客観的にチェックしてみました。


20070426streaming.jpg
 


チェックポイント1:「アクセスログサービスの有無」 評価:

カウテレビジョン(カウTV)は、映像制作だけでなく、Webページ内への挿入からアクセスログ解析まで一貫したサービスを提供しています。1ページに置く動画を1本とし、どの動画ページがどのくらいの視聴者に見られたかを、月次でお客様に報告しています。(ご希望のお客様のみ)

チェックポイント2:「サーバー・回線の安定性」 評価

カウテレビジョンでは、基盤サーバー+動画サーバー13台の合計14台体制で、動画ファイルの管理を徹底しています。万が一、どこかのサーバーが落ちた場合、すぐに他サーバーで復旧できる体制を採っています。

チェックポイント3:「クリエイティブ面のサポート」 評価

特に自信のある部分です。カウテレビジョンの映像は「民放テレビ」の制作レベルに準拠しています。というのも、私高橋はテレビで8年間報道記者・ドキュメンタリーディレクターを務めた経歴を持つほか、他の制作者たちも経験豊富な者ばかり。そのレベルは、カウTVの映像演出を他と比べれば、お判りいただけると思います。

チェックポイント4:アフターサービスの充実 評価

カウテレビジョンでは、「作ってはい終わり」という体制をそもそも採っていません。これまで多くの映像制作会社がやってきた、「150万円かけて作って著作権も渡して、はい終わり」というビジネスの流れに疑問を感じて、私たちカウテレビジョンが正しいと思う「動画サービスの流れ」を作っています。そこには、お客様との関係が続く限りアフターフォローをしていく仕組みが盛り込まれています。

まとめ

以上4つのチェックポイントに照らしてみると、福岡という地方都市で展開している弊社のビジネスですが、どこに出しても恥ずかしくないものであるという自信が付きました。

さらにホームページ動画でお役に立てるよう質を高めていきます。

カウテレビジョンの映像制作のスタンスはコチラ

(カウテレビジョン高橋康徳


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映像を載せれば売れる!の甘い誘惑にご注意

投稿日時:2007/04/25

よくある質問 

「ホームページに映像を載せれば売れますか?」

最近そんな質問をよく耳にします。果たしてそうなんでしょうか?

東京のIT企業ブレインワークス社が発行している情報誌「ブレインナビ」に取材を受けた際に、「ホームページと映像」について僕なりの考えを述べさせていただきました。僕の答えは「半分ノー」です。

20070425brain01-1.jpg

「ホームページに映像を載せれば売れる?」の答えはコチラ 



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ハガキ通販日本一ホワイトベース小串広己社長

投稿日時:2007/04/21

◇4月21日(土)◇ 快晴

社長室101予告編「お客を繋ぎ止めるハガキ」の第3回。「経営の本質は顧客づくり」と言われますが、その中でも、一度使ってもらったお客にリピートしてもらう、いわゆる顧客維持管理の対策は、経営の中核のひとつです。その顧客維持対策のプロフェッショナルであるホワイトベース小串社長、いよいよ本日インタビュー公開です。

ホワイトベース小串社長インタビューはコチラ



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明太子クッキングTVを大幅リニューアルしました

投稿日時:2007/04/19

大人気!明太子クッキングレシピ動画 

明太子クッキングTVのページを大幅リニューアルしました。

20070419mentai02.jpg

博多の庶民の味といえば辛子明太子ですね。カウTVでは明太子の創業メーカーである(株)ふくやさんに協力いただき、本邦初「明太子のプロによる明太子パスタレシピ映像」を大公開しました。家庭で誰でも手軽に作れる明太子パスタの作り方をレシピ動画で10品!やっぱり「博多といえば明太子」、そして、「明太子と言えばふくや」ですね~。

明太子クッキングTVはコチラからご覧いただけます



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10分間の映像を作るといくらかかる?

投稿日時:2007/04/14

◇4月14日(土)◇ 晴れ  

よくある質問 

私たちカウTVは様々な業種の企業から映像依頼が来るのですが、
最近よくある質問に、こんなものがあります。

「10分の映像を作りたいんだけど、いくら?」

20070414movie.jpg

ちょっと考えてみてください 

この問いに答える前に、ちょっと考えてみてください。
ここに、(A)と(B)の2本の映像があるとします。

(A)カメラを固定したまま被写体に向け、「はい10分間しゃべって下さい」と撮影された10分間の映像

(B)どうすれば被写体が魅力的に見えるのか、企画を練った上で撮影・編集された10分間の映像

この2本の映像、同じ10分映像でも当然ながら料金は異なってきます。もし、あなたが(A)のような映像を求めるのなら、カウTVの出る幕はありませんので、どうぞ今すぐこのホームページを閉じて、家庭用ホームビデオの練習をされてください。

では、逆に(B)の映像を撮るために、私たちカウTVは、どんな心構えで臨んでいるのか。それを以下に説明させていただきます。

 

映像が分ける成功と失敗 

なぜ私たちがそれほどまでに映像にこだわるのか?それは、わずか10分間の映像がホームページの生死を決めるほどのインパクトを持つからです。 たかが映像、されど映像です。

しかし残念ながら、全ての映像が威力を発揮するわけではありません。せっかく大金をはたいて映像を導入したけど、鳴かず飛ばずのサイトも多々あります。

下のグラフはカウTVの映像を導入した家具ショップの売り上げ推移グラフです。映像導入の翌月に売り上げが158%に跳ね上がり、その後、一年間を通じて高い水準をキープしています。 

20070414movie02.jpg

 

映像構成が大切な理由 

私たちカウTV(スピンアウト)が映像を作る際には、まずお客様(映像発注者)がアピールしたい商品・サービスについて綿密にヒアリングし、「どう表現すればその映像を見る人(お客様のお客様)の不安を払拭し、安心して買っていただけるか…」と企画を立て、綿密な撮影(1~3時間)と編集(数十時間)の上で、たった6~10分の映像が完成するのです。

 

冒頭の質問の答え 

スピンアウトの映像の導入費は33万円(税別)です。その料金に相応しい効果を提供できるよう万全の配慮と努力をしています。地上波テレビ局の制作ノウハウを駆使し、「ニュースの客観性、インタビューの実名性、リポートの表現性」の3要素を織り込んで、真実に基づき、視聴者の不安を払拭するための映像を作っています。

カウTVの映像の信念は、「真面目、正直、真実」の3点。これを死守しながら、過去350本の映像を世に送り出してきました。発注いただいた企業の皆様、ありがとうございます。

カウTV(スピンアウト)の映像制作実績(一部)はコチラ

次回は、「カウTVがなぜ6~10分という時間にこだわるのか?」についてお伝えします。そこには、私がテレビの世界で教わった「ある法則」に則った、ブレイクの秘訣があるのです。

(カウテレビジョン代表高橋康徳



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代表取締役 高橋  康徳のブログ

高橋 康徳【プロフィール】

代表取締役 高橋 康徳
高橋 康徳
㈱カウテレビジョン代表取締役
【事業内容】
1. 情報発信コンサルティング
・誇大表現せず
・分かりやすく
・共感を呼ぶ
情報発信サポート事業
2. 動画制作事業
3. モチアップ早朝勉強会事業
【経歴】
広島大学(理学部化学科)卒業後、テレビ西日本(フジ系)入社。報道記者として9.11米同時多発テロのNY特派員記者を経験。テレビ局時代の8年間でニュース約3000本を取材。現在は福岡・香港を拠点としながら、世界で活躍する経営者の取材をライフワークとし、インターネットTV局「カウテレビジョン」を九州最大規模にまで育てる。国立九州大学非常勤講師も務めるなど、そのユニークな経歴から大学・企業・自治体からの講演依頼も多い。2005年福岡市ビジネスプラン大賞、2010年九州アントレプレナー(起業家)大賞など。趣味:釣り、スキー、インタビュー。
2004年 創業
2005年 カウテレビジョン開局
2007年 株式会社カウテレビジョン設立
詳細プロフィールはコチラ
【賞歴】
2010年 ニュービジネス協議会
アントレプレナー大賞
 

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